FPの資格取得までの道のり

FPの資格取得までの道のり

FPの資格について

FPの資格には、国家資格であるFP技能士(ファイナンシャル・プランニング技能検定)、民間資格のAFPとCFPの2種類に分かれています。
FP技能士には3級、2級、1級があり、一度資格を取ったら更新は不要ですので一生FPを名乗ることができます。
>> FP技能検定とは

AFPはFP技能士2級レベルに値し、CFPはFP技能士1級レベルと言われています。
この2種類の資格には有効期限がありますので、資格を更新しなければいけません。

FPになりたい人は、必ずスクールに通わなければいけない訳ではありません。
FPという職業そのものは学歴を問われることはないですが、実際は銀行等では大卒で募集するケースがほとんどです。
FPを目指すのであれば、実務に必要とされる2級FP技能士は取得しておいた方が有利です。
この2級FP技能士の取得の為に、スクール(通学講座)に通って取得する人がほとんどですが、中には独学で取得される人もいます。

スクールで学ぶ場合

FPのスクールでのカリキュラムは、3級の場合は授業が10回と本試験の為の直前対策が2回、2級の場合は授業が28回程度、直前対策が4回となっています。
基本的なカリキュラムはスクールに通っても通信教育であっても同様ですが、スクールに通う場合は平日週2回、または週末に1回かを選択します。

平日に通える人は1回の時間が少ない為、勉強しやすいカリキュラムと言えるでしょう。
平日はスクールに通う時間がないという人には週末の1回がお勧めですが、1回のボリュームは大きくなります。

スクールの良さは、資格取得の為に試験出題傾向が分析され、対策がしっかりされている学習カリキュラムを受けることができ、学習ペースを考えて組まれている点です。
また、同じFPを目指す仲間と一緒に勉強できますので、モチベーションを維持し、仲間と情報共有しながら勉強を進めることができます。

問題で分からない箇所があってもすぐに先生に質問できますので、直接聞いて理解を深めることも可能です。
最近のスクールではWEB講座を設けている所もありますので、欠席した時にも利用できて便利です。

独学で資格を目指す場合

お金をかけたくない、またスクールに通う時間がないという人は、スクールや通信教育を受けずに独学でFP技能士試験に挑戦することもできます。
独学であれば好きな時間に勉強できますし、自分のペースで進めることも可能ですし、何より費用がほとんどかかりません。

ただし、FP技能士の試験対策を自ら行う必要がある為、自分に合った教材選びから法改正があった場合の最新情報収集をしなければいけません。
FP資格取得の道のりとしては、若干遠回りになってしまう可能性もあります。
もちろん、ライフスタイルや経済状況に合わせて選択することが大切ですが、効率良く資格を取得するなら、スクールへ通うことをお勧めします。