デビットカードの特徴と利用するメリット
デビットカードを利用していますか?
クレジットカードとデビットカード、違いを理解して使い分けると便利です。
デビットカードを上手に使いこなすためにも、クレジットカードとの違いや特徴を知っておきましょう。
銀行が発行するデビット機能付きのカードをデビットカードと言います。
デビット機能とは現金を持たずに現金決済のように使えるシステムで、ショッピングや食事の代金を、銀行口座から即時に引き落とされるのが大きな特徴です。
利用方法はクレジットカードと同じで、カード加盟店で飲食など利用した後の決済時にデビットカードを提示すると、支払いがその場で完了します。
クレジットカードの場合は即時引き落としではなく、カード会社が定める期日にまとめて引き落としとなりますので、ここが大きな違いです。
以前はJ-Debitが主流でしたが、最近ではJCB、VISAなど大手ブランドからも誕生し、利用者が急増しています。
主婦や学生に人気の理由
デビットカードの作成には、クレジットカードのような厳しい審査は原則不要となっています。
収入のない学生や専業主婦はクレジットカードが作れないケースも多いですが、デビットカードなら審査不要で気軽に作れますので学生や主婦に人気です。
クレジットカードの場合は使い過ぎなどの心配が伴いますが、デビットカードは口座残高が不足した場合は支払いができませんので、カードを持つ学生の親御さんも安心して管理できます。
また、現金の持ち合わせがなくクレジットカードもない場合、ATMを探しに行かずともデビットカードでの支払いが可能です。
国際ブランドのデビットカードなら、海外旅行でもATMから現地通貨を引き出すことが可能です。
クレジットカードが作れない学生も、海外旅行中もデビットカードを携帯しておくと安心です。
クレジットカードにない魅力とは
専業主婦や学生でも発行してもらえるクレジットカードは存在します。
夫や親が持つクレジットカードの「家族カード」なら、身内として発行してもらえるからです。
ただし、家族カードの場合は利用限度額が「親カード」つまり契約者本人の額の範囲内と定められています。
つまり、親カードの利用限度額が100万円としたら、契約者と家族の利用額の合計が100万円まで使えるということになります。
そのため自由に使えると調子に乗り、上限いっぱいまで使って後で請求額を見て真っ青になるという危険性があります。
しかもクレジットカードは1ヶ月分まとめて後から請求がきますので、カードを使っている間は無駄遣いに気付きにくいのです。
デビットカードなら、預金口座から即時引き落としなので、支払いに困るほど使い過ぎることを防いでくれます。