毎月1,000円積み立てを始めました

1,000円積み立てを始めた理由

「お金が貯まらない」と常にボヤいている人は、「お金が余ったら貯金に回そう」と考えていることが多いです。
結局給料日前になって、お財布にお金がなくなってATMから引き出す、これを繰り返していませんか？
大きな額を無理して貯金している可能性もありますが、お金がなくなったら引き出していたら、同じ結果になってしまいます。
これではいつまでたってもお金が貯まることはないでしょう。

では確実にお金が貯まる方法を実行してみよう、そう思い1,000円積み立てを始めました。
月々10,000円の貯金が無理なら、気軽に積み立てできる額を設定すれば良いのです。
どうでしょう、1,000円という額面を見ただけでも、気が楽になった気がするのではないでしょうか。
1,000円なら、ちょっとした節約で捻出できる額です。

例えばペットボトルの購入を控え、マイボトルにお茶やコーヒーを持ち歩くようにしてみるとどうでしょう。
ペットボトル飲料を150円程度としたら、たったの7本で1,000円を越えます。
ボーナスを貰った付きはプラス3,000円にするなど、少ない額でも貯蓄に回せれば、月々1,000円の12ヶ月と、夏冬のボーナス3,000円が2回で年間貯蓄額18,000円です。

2年目からはがんばって1,000円から2,000円に増額し、ボーナスも3,000円から6,000円に、というように毎年増やしてみましょう。
10年継続できれば、10年目には月々10,000円となり、10年間のトータルは99万円です。
もちろん時間はかかりますが、夢物語ではなく、現実的な方法だと思いませんか。

給料をもらったら貯蓄を最優先しよう

貯蓄を継続して成功させる秘訣は、余りを貯蓄に回すのではなく、「最初に貯蓄を優先する」習慣をつけることです。
余りを貯金する貯め方では、余りが出ないかぎりお金は貯まりませんが、お給料を貰ったら真っ先に貯蓄をすることで、確実に貯めていくことができます。
貯蓄分を差し引いたお給料で毎月やりくりをする、という考え方に転換し、習慣化してみましょう。

預金口座が1つしかなく、生活費も貯蓄も一緒になってしますと管理が難しくなり、気づかないうちに貯蓄のお金を引き出してしまう恐れがあります。
賢く貯蓄をするなら、口座を2つ作って貯蓄用・支出用に分けると管理がしやすくなり、積み立て10年も夢ではなくなるでしょう。

急に貯金額を増やすと失敗する理由

ちょっと欲を出し、いきなり大きな額を貯金する人もいます。
計算ではギリギリOKでも、毎月イレギュラーな出費はつきものです。
そんなとき、ちょっと借りるくらいの気持ちで貯金をおろすと、気持ちに甘えが出来てしまい、毎月繰り返すようになってしまいます。
結局、大きな額を貯金しても後で引き出してしまうため、結果的に貯蓄に失敗してしまうのです。