子供のお年玉をどう管理していますか?
頂いたお年玉を教育資金の土台にする
お正月が過ぎ、お子さんが親戚などから頂いたお年玉の処理に悩まれている親御さんも多いのではないでしょうか。
我が家でも息子が頂いたお年玉をどのように管理するか、毎年妻と話し合いを行っています。
FPの視点から言えば、頂いたお年玉の大部分は将来の教育資金の一部として貯蓄、あるいは運用に回すのが最も合理的です。
金額が少額だとしても、毎年積み重なれば高校や大学の進学時に大きな助けとなります。
最近では、子供名義の銀行口座だけでなく、ジュニアNISAに代わる新しいNISAの口座で運用を検討される方も増えています。
低金利が続く今の時代、ただ普通預金に眠らせておくだけでなく、投資信託などを活用して「お金に働いてもらう」という選択肢を持つことは、将来のインフレ対策としても非常に有効です。
子供の将来のために、今から少しずつでも「お金の種」をまいておくことが、親としてできる大切な準備の一つだと私は考えています。
お金の大切さを教える教育の機会として活用
一方で、頂いたお年玉をすべて親が預かってしまうのも、少し勿体ない気がしています。
お年玉は、子供が自分自身でお金というものに触れ、その価値を学ぶための絶好の機会だからです。
我が家では、頂いた総額のうちの一部を息子に渡し、自分で使い道を考えさせるようにしています。
たとえそれが親から見れば無駄遣いに思えるおもちゃであっても、自分で選んで購入し、その結果としてお金がなくなるという経験をさせることが、金銭感覚を養う第一歩になります。
息子と一緒に買い物へ行き、値札を見ながら「これだけのお金があれば、何が買えるかな?」と会話をすることで、数字としての金額と、実際に得られる物の価値を結びつける練習になります。
また、残ったお金を貯金箱に入れる様子を見せながら、「貯めておけば、もっと大きなものが買えるようになるよ」と伝えることで、貯蓄の概念も少しずつ理解し始めているようです。
単なる臨時収入として終わらせるのではなく、生きた教材として活用していきたいものです。
専用口座を作って子供の成長を可視化する
子供名義の口座に貯金をしていく際、私は通帳に「〇〇(子供の名前)の将来のため」や「〇歳の誕生日」など、ちょっとしたメモを残すようにしています。
後で見返したときに、どれだけ多くの人からお祝いを頂き、大切にされてきたかを子供自身が実感できるからです。
これは将来、子供が独り立ちする際に通帳を手渡すときの最高のプレゼントになると信じています。
また、資産形成の計画を立てる際、お年玉のようなイレギュラーな収入をどのように扱うかを明確にしておくと、家計の管理が非常に楽になります。
お年玉はあくまで子供の資産として完全に切り分け、親の生活費とは混ぜないことが鉄則です。
子供が大きくなったときに、一緒にその通帳を眺めながら、将来の夢について語り合える日を楽しみに、今年もコツコツと積み立てを続けていこうと思います。
