近所で開かれていた餅つき大会に参加しました

餅つき大会に必要な道具

ご近所で開催される餅つき大会の準備を頼まれたので、餅つき大会についていろいろ調べてみました。
餅つき大会は参加したことはあっても準備するのは初めてなので、何もわからないド素人です。
餅つき大会で必要な道具やつき方のコツなど、事前に何度も確認して当日に臨んだ次第です。

先に用意するべき備品は、お餅をつくための道具である石臼と杵、かまどとせいろが必要になります。
燃料となる薪、またはコンロとプロパンガスも一緒に用意しておきます。
餅をつくときには臼を温めるために大量のお湯が必要になるため、お湯を沸かすコンロか保温ポットをいくつか準備しなければいけません。

もち米をつく前の下準備用に米を研ぐためのザルと、米を水に浸しておくための大きいバケツ、せいろと蒸し布も忘れずセッティングしておきます。
つけたもちを丸めるためのテーブルもいりますし、大人数が参加するようなら各準備品は量に応じて多めに揃えておくと安心です。
衛生面でもぬかりないように、ビニール手袋とマスクも人数分用意します。

食材編では当日の主役、もち米と上新粉、トッピングに使うあんこときなこ、海苔やしょうゆもあるといいでしょう。
調べたところ、もち米は3kgあると20人前後のお餅がつけるそうなので、当日の参加人数に合わせてもち米を購入しておきます。
あとは、餅つき大会を華やかに彩る紅白幕や防寒器具など用意できるとさらに盛り上がることでしょう。

餅つき大会前日にするべきこと

もち米は前日に研いでおきます。
研ぐ回数は3回くらいで、手早くササッと研ぐとお米が割れたり傷むのを防げます。
研ぎ終わったもち米は、新米なら6~8時間ほど、古米なら1日ほどたっぷりの水に浸しておきましょう。
お餅は1.5升ずつつくことになるはずなので、先に1.5升ごとに分けておくと作業がスムーズです。

臼や杵など道具類は前日に熱湯消毒し、綺麗に洗ってから一晩水につけおきします。
これはお餅をつくときに杵が割れないようにするためということで、木の中まで水を染み込ませることが目的です。
せいろに敷く蒸し布も同様に熱湯消毒し、準備万端にしておきましょう。

餅つきを上手につくコツ

当日もち米を30~40分間蒸したら、お餅をついていきましょう。
この見せ場のために準備をしっかりしてきたので、皆さんと大いに盛り上がりました。
まずもち米を杵で潰すときに粒がなくなるまで臼のへりに体重をかけて押しつけながら男性2人がかりで行います。

餅を上手につくコツは、杵を持ち上げた後はその重力で自然に落とすようにつくことです。
つき手と返し手がリズムよく、1回ついて1回たたむ、を繰り返します。
お餅に粘り気が出てきたら完成、子供にもつかせてあげると大変盛り上がりました。

上新粉をまいた台の上につき上がった餅を置き、粉をつけた手で丸めていきます。
直径5~6cmくらいの大きさが理想だそうです。
準備段階から関わっただけに、お餅を食べたときは涙が出るほど美味しかったです。