私のファイナンシャルプランナーとしてのこだわり

先日、親しい友人から「住宅を購入したいので、ローンの相談にのってくれ」と電話がありました。
おおよそ、彼の家庭の様子や仕事から生活水準が分かっていたので、正直素直に「おめでとう」と喜ぶことはできませんでした。
やはりこの賃金低迷時代に家をローンで買うのは、かなりリスクのある行為だと私は考えているからです。
ファイナンシャルプランナーとして、しっかりと説明をしたいと思ったので、私は貸し会議室を借りてセッティングをしました。
私に住宅ローンの相談をするメリットとは
私は未来のお金の流れをシミュレーションをするプロです。
例えばマイホーム購入後に起こりうる生活の変化への対応や、お金に行き詰まった場合など、最悪の事態を想定してアドバイスをします。
相談者のメリットは
①必ず中立の立場からのアドバイスを受けることができる。
②現在の社会の中で、客観的に自分の立ち位置を確認できる。
ということが、ファイナンシャルプラナーである私に相談する最大のメリットといえます。
私のファイナンシャルプランナーとしてのこだわり
住宅ローン計画を説明する際、相手が納得がいくように伝える必要があります。
私は
「無理のない予算とは」
「住宅を購入した後にどのような変化が生活に起こるか」
「最も効率的に返済できる方法」
「老後や教育資金の貯め方」
などなどライフプランニングのすべてを丁寧に教えます。
ですから喫茶店や電話先などでチョロッと説明をすることはしていません。
誤解を生むみトラブルになることを避けるためです。
ですから、いつも近くの貸し会議室をセッティングして行います。
貸し会議室はとても便利です。
ホワイトボードやプロジェクターやインターネット環境が整っているので、
PC1つ持っていけば過不足なくしっかりとした説明ができます。
また、駅近などアクセスがよい場所にあるのでクライアントも私も好都合。
友人からの相談にのった感想
友人は35年ローンを組もうとしていました。私は実質の低金利政策を当分政府が続けるので、30年でも35年でもそう変わらないとアドバイスをしました。私が友人に強調したのは、低金利で借りられるメリットだけでなく低金利による給料の低下のデメリットです。なので、住宅購入と賃貸を住み分ける二つのプランを提示しました。
賃貸をライフスタイルに合わせて住み分けるという選択も検討すると友人は言って、今すぐ家を買うのをやめることにしました。もちろん家を完全にあきらめたわけではなく、しばらくしてからまたここで相談に来たいと言って別れました。